フラワーアレンジメントの基本の形17種類

フラワーアレンジメントには基本となる形が17種類ほどあります。生花で言う流派によって、フラワーアレンジメントでも基本の分け方が違いますので、一つの目安だと思ってください。今回はその種類(全体像)をご紹介します。全体像を知っておくと、あなたがアレンジメントを学び易いからです。「丸い形はオールマイティ ーに使える」や、「L字は部屋の端に向いてる」と知っておくと、お友達にプレゼントするときでも適したものが作れます。

基本形は17種類

  1. 半球形
  2. 楕円形
  3. 三角形
  4. 長方形
  5. 十字架
  6. L字型
  7. 逆T字形
  8. 平行四辺形
  9. 平行形
  10. 水平形
  11. 三日月
  12. S字形
  13. 扇形
  14. コーン形
  15. 涙形
  16. 球体形
  17. 卵型

ほぼフラワーアレンジの形は、このどれかに属します
上級者は、組み合わせたりしてオリジナリティーを出します。

半球形

f

「ラウンド」や「ビダマイヤー」とも言われます。
ラウンドはまるという意味なので分かりますが、ビダマイヤーって何でしょう?
どうやらビダ=正直な、素直な
マイヤー=ドイツで一般的な苗字(日本風に田中さん、山田さん)

という意味だそうです。それがなぜ花の形と関係があるのかは昔の話で消えてしまったみたいですね。

基本中の基本といわれていて、「ラウンドにはじまり、ラウンドに終わる」というくらい奥の深い形です。

楕円形
f

オーバルと言われます。半球形を上からつぶした様な形ですね。
まるに近い楕円形でも、細身の楕円形でも可能です。
置く場所によってデザインします。

三角形
f

「トライアングル」とか「トライアンギュラー」とも呼ばれます。私はこのネーミングだと誤解を招くのになといつも思っています。テトラポットなんですよ、形としたら。
それを初めに伝えておかないと、円錐を立て半分に切ったような形を作る人が多いです。テトラポットなので、カクカクしてるんです。

三角でも色々バリエーションがあります。
正三角形や二等辺三角形、高いの、低いの。最近はあまり見られなくなったデザインですが、これが作れるとフラワーアレンジ習っていますと言える基準ですね。

長方形
f

基本は壁際に置くデザインです。レクタングルとも言います。後ろは見えないという前提で、ツイタテのようなデザインです。時には、仕切りの役割を担うことがあります。そんなにお見受けしないデザインですが、モード的で個人的には好きです。

十字架

主に冠婚葬祭で使われるデザインです。結婚式の場合は白で、お葬式の場合はカラフルなことが多く、日本人が見たらびっくりします。故人のことを思って、元気な人なら「赤」や、可愛らしい人なら「ピンク」などその人のイメージでアレンジされます。

L字型
f

文字通りLの形をしています。おき場所としては、部屋の角ですね。玄関にちょっと置く場所などにも向いています。

逆T字形

いい画像がありませんでした。今度作ってアップします。
アルファベットのTの文字を逆さにした形です。
トライアングルと外郭は似ていますが、花を極力少なくして線が三本出ているように形取ります。Tに近づけるためです。
玄関などが良いでしょう。

平行形
f

縦でも横でも斜めでも、花同志が平行にアレンジされています。
分かりやすいように「平行形」としましたが、通常は「パラレル」と呼ばれます。オランダに良く使われるデザインで、この形を見るとオランダデザインに関わった人なんだろうなと思います。ちなみに管理人もオランダ式デザインを学んでいます。

水平形

f
平行形が縦長が多く、水平系は横長が多いですね。
「ホリゾンタル」で有名なので、そのほうがしっくり来るかもしれません。水平ではありますが、花瓶で背の高いものを使うと両端が垂れ下がる感じにします。地球の水平線を思い浮かべてもらったらいいでしょう。

三日月型
f

文字通り三日月型です。「クレッセント」とも言います。「クロワッサン」の親戚ですね。あのパンは三日月型をしていますから。
中心から左右に伸びたようなデザインになります。両方同じ長さにするもの間違いではありませんがそれよりも、片方が長いデザインのほうがエレガントです。魔女か猫か?乗っているかのような曲線を描きましょう。花材によって曲げられる(ためると言います)物があるので、それを上手に使いましょう。

S字形

f
三日月型は両端上に向きますが、S字は中心から短いほうを下向きにします。平面的にSにするのではなく、3D的にS字にしていくので、全くの初心者には難易度が高いです。割と場所をとるデザインなので、人気は下がってきていますね。「ホガース」とも呼ばれます。ホガースとは画家で、曲線を追求した人です。ホガース・カーブとも呼ばれ、絵画を勉強していても出てきます。

扇形

f
「ファンシェイプ」「ラジエーション」とも言われます。お店の開店するときに良く見られるデザインです。音楽の舞台にも使われますが、大きく見せることができるのが特徴です。

円錐形

f
「コーン」とも言われます。クリスマスツリーが典型的なデザインです。
360度どこから見ても正面であること。綺麗な円錐であることが条件になります。頂点は90度に刺し、底辺は0度。その間を少しずつ角度を変えてアレンジすることを360度でするので、初心者向けではありませんね。花材もかなり必要になります。

涙形

f
「ティアドロップ」と呼ばれます。置くタイプではあまり見かけません。ブーケのデザインですね。涙型なので。先が尖っていて、反対側は丸いのが条件になります。ほぼ100%上が丸く、下が尖っています。これを引き伸ばすとキャスケードになります。今回は同じ仲間にします。

球体形
f

半球形が完全に球体になったデザインです。「ボール形」とも呼ばれたりします。
途中から刺すときに支える場所がなくなってしまうので、花が傷つくのを避けなければなりません。生花のときは注意が必要です。

思ったよりたくさんありましたか?丸や三角など馴染みのある形なので、一度覚えたら後はやりやすいですよ。

忘れがちなこと

開店して数日たったお店でよく見る残念なこと。
お花に水を全然あげていないと思います。
枯れ枯れです。
それに何も思わないなんて、「あなたたち、汚いと思わないの???」と言いたくなります。
給水スポンジには毎日お水をあげてください。
冬で、カーネーションなら、3週間持つことも不思議ではありませんよ。(玄関とか寒い部屋ですけど)
お水が凍るような地域では場所移動してくださいね。

フラワーアレンジはセンスがいると思われていますが、1万人以上教えてきて、知識と知恵で十分カバーできると思います。
最初から感のいいひとはいますが、遅かれ早かれ素敵なアレンジができるようになりますよ。

これから私の知識と知恵を惜しみなく書かせていただきますので、
疑問があったら、コメントください。

テキストでは伝わらないところは、今後動画も考えています。